彼女いない歴=年齢のキモ・オタクが憧れを求め膝枕リフレに行ってきた

こんちわ!ムーです。

"膝枕を追い求めし者"

"膝枕"という概念を創造する - キモ・オタク ムーのブログ

"膝枕"という概念を創造する 2 - キモ・オタク ムーのブログ

人間は何故膝枕に魅力を感じるのか考えた - キモ・オタク ムーのブログ

膝枕という概念に狂い続けてきた男の物語Part1からPart3までです。これを見直して僕と膝枕の理解度を今一度深めてください。

 

前回のPart3の結論において膝枕というものを完全に理解するためには体験するしかないとの事で行ってきました。

ちなみに僕はバイト3連勤をこなした次の日に来ているので癒される気マンマンである。

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怪しげなビルの地下に降りて店の扉を開けると赤い浴衣をきたお姉さんが「予約されてますか?」と言われたのでもちろんそんなもんしてないのでしてないっす……って言ったら

「今フリーの子いないので5時ぐらいにまたお越しください〜予約を取ればスムーズになります〜」と帰されてしまった。

嘘だろ……?俺は梅田まで30分近く電車に揺られて来てここで諦めて帰るのか……?

不安定な天気も相まって泣きそうになったが

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気分を入れ替えて近くにあったカラオケ屋に1時間入ることにした。

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俺は今日無事に膝枕できるのか……?という不安な気持ちでいっぱいだったのでもう何歌ったのか覚えてない。妙に料金が高かったことだけ覚えてる。

その後にこれまた近くにあったドトールコーヒーに入って気分を落ち着かせるためにコーヒーを飲んだ。そしてもうここまで来たら膝枕体験するまで帰れないぞ……と覚悟をキメ電話予約することにした。

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平日なのでドトールコーヒーにいる客のほとんどは一生懸命PCに向かって資料を作ったり営業先に電話をしていたりした。

そんな中で僕は膝枕リフレに予約電話というこの中にいる客の中で最もだらしなく情けない男だった。

店の方針でソーシャルディスタンスとのことで座る席と席がくっつかないよう配慮されていたこともあってかものすごく孤独を感じながら電話をかけた。

 

僕「アッ今日の5時から予約を取りたいんですけど……」

受付嬢「ゴニョゴニョゴニョゴニョ……」

マジで聞こえづらい。やる気あんのか?

受付嬢「女の子の指名はありますか?」

女の子指名!?そんなのもあるのか

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迷ったがガチの初心者が女の子の指名などできる訳もなく、「お、おまかせでお願いします……」と予約は終了した。

(ちなみに1番やっすい3000円コースにした。)

 

その後の僕は後悔と自責の念に駆られていた。

どうしてもう少しリサーチしなかったのか。どうして女の子の指名をするためにもっと学習してこなかったのかということを恥じ、オベリスク巨神兵みたいな女の子が出てきたらどうしよう……

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と不安になりながら予約の5時まで時間を潰したのだった。

 

心の中でオベリスクは嫌だ…嫌だ……せめて……せめてディアンケト……ディアンケトおばさんでいいから……

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と念じながら再び店に行くとまず料金を支払い

少し待つように言われ、待合室で待っていると

「お待たせしました〜」

ついに…来たか……と顔をあげるとそこにはオベリスク巨神兵……ではなく身長が僕とトントンぐらいのすらっとして浴衣がお似合い女の子がいた。

僕は良かった〜オベリスクじゃなくてサイレントマジシャンみたいなお姉さんで……(まぁ化粧してるだろうしマスクもしてるからほとんどわからんが)

 

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と安心しながら個室に案内された。

個室は一畳半あるかないかの窮屈なもので、部屋の中には布団が敷かれ枕元には耳かきや綿棒などの器具が置いてあるシンプルなものだった。

そこでサイレント・マジシャンに「こちらに頭を向けて寝転がってください……」と言われて緊張しきった僕は

「えっ!?寝転ぶんすか!?ここで!?」とアホ丸出し全開の発言をしてしまいサイレント・マジシャンに笑われてしまった。その後にサイレントマジシャンが自らの膝を叩いて「ここに頭をおいてください…。」と言われ従うことに。

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なぁみんな、浴衣姿のおねえさんが自らの膝をぽんぽんって叩いてここにおいでってしてくれるの、男の夢じゃないか?

 

世の中の男はうなじをかきあげる女の子が1番好きとかほざくバカがたくさんいるようだけど俺は膝ぽんぽんおねえさんが1番だね。今日から1番。

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そして念願の膝枕のご対面である。失礼します……と言いながら膝枕に頭を乗せた。

感想としては

あったけぇ……

そう。すごくあったかいのだ。

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膝枕概念1号や2号に足りなかったもの。それは《 人肌の温もり》である。

これかっ!これが俺の膝枕概念に足りなかったもの……!

その後のことはあまり覚えていない。

確かマッサージとか俺の背中に向かってゴムゴムのジェットガトリング肩たたきとか色々してもらったけどほとんど記憶にない。

俺の脳に残ったのは初対面の膝枕の感触と温かかさだけだった。

あと、隣の部屋で女の子と話してるおっさんが鬼滅の刃違法アップロード読んでてその内容をひたすら女の子と喋っていたことが記憶に焼き付いている。鬼滅の刃1ミリも知らねぇのに煉獄さんって人がすぐ死ぬことだけ知っちゃったよ〜〜😭

 

リフレの時間が終わったあとサイレント・マジシャン(サイレントマジシャンの名に違わぬ無言の作業であった。)に見送られて駅に着いて電車に乗って家に帰る。いつもは遊んだ後は虚無感であったり一抹の寂しさを感じるが今回は何故か感じなかった。

ありがとう。膝枕のお姉さん。また機会があればよろしくお願いします。

 

 

最後に

駅でイチャイチャしてるカップルを見て

(この彼氏は俺みたいに金払わなくても彼女に膝枕してもらえるんだろうな……)と思ったら気が狂いそうになった。愛が欲しいよ俺は……無償の愛が……

俺は……弱い人間だ……

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だけどな……こんなブログを見てアホくさって笑ってくれる友達やフォロワーがいるから俺は生きていけるんだ……ありがとな……

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おしまい。

僕の友人は僕の親に息子が膝枕リフレに行ってたよなんて言わないでね。親戚の笑いのタネとして3年は使われるから。